さて、以前も書いたように、親友Mの言葉「つべこべ言わずに、まゆちゃんは自然に触れていれば治るんだよ」と言われたことが頭に残っており。
そういえば、そもそも私がフラをやりたいと思った動機は、自然の中で、神々に捧げる踊りを踊りたいと思ったことだった・・・と思い出しました。
スタジオでレッスンしているだけの日々に、いつの間にかそんな想いを忘れてしまっていました。
ハワイと違って日常的に自然の中で踊るなどということは難しいけれど、それでもたまにはそういう機会が欲しい。
本来は、自分なりのペースで楽しみながらフラとアロハスピリットを学び、ときおり自然の中で、神に捧げるフラを踊れれば大満足だったはず。
それなのに、人に見せる踊りを意識し、人より上手に踊りたいというエゴにはまり、スタジオの中だけの世界にどっぷりつかっていたなあ、とつくづく反省しました。
芝居をやっていたときの習性が蘇ったのでしょうね。
でも、うちのハラウはあまりに大きいので、自然の中でフラを踊ったり、神に捧げたりなどの機会は上級者か、インストラクターしかできません。(それもあって、早く上級者になりたいとシャカリキになったという部分も大いにありますが)
そんなことを考えていた頃、フラレアというフラの雑誌に、うちのハラウが載っていたので読んでみました。
そうしたらその号に、ハワイ島のケアラ・チンさんの記事が載っていました。
なにをかくそう、このケアラ・チンさんがきっかけで、私はフラを踊りたい!と真剣に思
い始めたのでした。
いずれ、過去の体験記で詳しく書くと思いますが、2005年に私はハワイ島の小田まゆみさんという画家で、ワークショップなども行っている方のところで、デトックスツアーというのに参加しました。(今は「ハワイアンクレンジング」という名前に変えているようです)
http://ginger-hill.com/その際に、浄化の儀式などハワイの伝統を教えてくれる役割で、ケアラ・チン先生が来ていたのです。
まゆみさんはケアラ先生にフラを習っており、まゆみさんのお宅では、毎日早朝にフラのレッスンを行っていました。
私はそのときすでに、サンディクムがテレビでフラを紹介するのを観て、フラをやりたいと思っていました。
でも、その頃は身体がキツくて、まゆみさんのお宅で早朝起きられなかったのと、ちょっと真似事をしたらあまりに不恰好だったので、参加せず、うらやましく眺めていました。
デトックスツアーの何日目かに、ケアラ先生は道端に咲いている草花の編み方を教えてくれました。
それはペレに捧げるためのもので、作ったあと、みんなをハレマウマウ火口に連れて行ってくれました。
そして、ケアラ先生のチャントで、まゆみさんと、そのワークショップでまゆみさんのアシスタント的な役割をしていた女性と、1ヶ月前からジンジャーヒル(まゆみさんのお宅をそう呼んでいます)に来て、フラレッスンを受けていた女性と3人で、ハレマウマウ火口の、本当に火口ギリギリのところで、ペレに捧げるフラを踊ったのです。
それを見たときに、肌が総毛立ち、「私もいつか、絶対にここで踊りたい!」と思ったのでした。
そこで、早速帰ってからフラを学ぼうと思いました。
ケアラ先生に日本で習うことができなかったので、どこに行ったら良いだろう・・・と考えて、きっかけとなったサンディクムのところに見学に行ったら、あまりに素敵だったので、即決し、今に至るという感じです。
前置きが長くなりましたが、そのフラレアのケアラ先生の記事を読んでみると、なんとケアラ先生はフランク・ヒューイットというハワイの超有名なクムフラ(ハワイの先生)の生徒で(!)メリーモナークで賞もとっているのです(!!知らなかった・・・)
そして、クムフラから昨年?ウニキを受けたそうなのです。
ウニキとは「卒業式」の意味で、クムからウニキを受けると、自分のハラウ(教室)を持つことができます。
それを受けて、日本でケアラ先生のハラウが開校したとのこと。
http://honuhaumea.web.fc2.com/そして調べてみると、その日本のハラウは、ケアラ先生と共に富士山のふもとで踊ったり、江ノ島や地元の神社に踊りを奉納したり、開校たった半年で、それだけの自然の中で踊っているのです。
それに、その日本のハラウの先生のブログを読んだら、とても素敵な女性。
これは・・・!と思い、一度見学してみたいと思いました。
で、見学に申し込むと、体験レッスンを受けることになりました。
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