宇宙(そら)からの贈り物

人生が癒され幸せになりました。その体験を通して、いただいた気づきや叡智を分かち合い、幸せへの道を分かち合います。

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Gくん

03.12.2009
11月の終わりに、Gくんのお母さんからハガキが届きました。

Gくんとは、悪性リンパ腫に罹っている男の子で、数年前福井の治療家のところ行くときに一緒に行くことになり、それからお母さんとメールのやりとりをしたりしていました。

最近では、一年に一度アンマのダルシャンのときにお会いする程度でしたが、私の唯一のがん仲間でもあり、心の隅でいつも、「Gくんはどうしているかなあ」と思っていたのです。

お母さんからのハガキは、年賀状の欠礼、喪中のお知らせでした。
そこには、Gくんが10月に亡くなったことが書かれてありました。


一人でいるより、同じがんの仲間を作った方が心の励みになるから良いといわれています。
でも、私は、もし仲良くなった人が亡くなったら、落ち込み、自分も死の恐怖に飲み込まれてしまう気がして、特にがんの仲間を作ることはしなかったのですが、Gくんは、ご縁があって治療に一緒に通った、唯一のがん仲間でした。

彼が発病したのが、16歳くらいだったと思います。
私が出会った当時、彼は19歳。
亡くなったのはたったの23歳でした。

私は本当にショックでした。
彼は、たった23年しか生きていない。しかも後半7年間は、病気との闘い。
恋をして、愛をはぐくむことや、人生の楽しいことをほとんどしていないかもしれない。
その無情さに打ちのめされました。


ともかく、Gくんのお母さんに電話をしてみました。

Gくんは、幹細胞移植をしたあとも、どうも完全にがん細胞が消えたわけではないようで、通院し続けていたそうです。でも比較的元気で、車を運転して出かけたり、大好きなパンを焼いたりして楽しんでいたそうなのです。


そして、幹細胞移植をするときに拒絶反応がないように、免疫を0にしなければならないのですが、それ以降まだ免疫が完全に回復しない状態で肺炎にかかったそうです。

カリニ肺炎。

それが9月の後半で、入院してからたった2週間くらいで亡くなってしまったそうなのです。

そのことにもショック。
ガンの人は、風邪でさえ命取りになることがあるとは知っていましたが、それまで元気で、7年間危機を乗り越えてきたのに、たった2週間で亡くなるなんて。

お母さんは、「疲れることをしちゃ絶対だめね。Gも入院するちょっと前に、少し無理をしてとても疲れて帰ってきたことがあったの。それから調子が悪くなったのよね」
といいます。


ちょうど私は、自分が自分で思っているよりよっぽど疲れていたことに気づいた直後でしたので、その言葉はとても深く入ってきました。

そして、お母さんは「Gがブログをやっていたからみてみて」とブログの名前を教えてくれました。


翌日、さっそくブログを何時間もかけて読みました。

最初はやっぱり、若くして亡くなったことにまだ無情を感じていたのですが、少しづつ、それは間違った思いこみであるとわかり始めました。

私が、彼は人生の楽しいことをほとんど経験していないかもしれないと思っていたことは、とても傲慢な、失礼な思い込み。

そこには、23歳の男の子の、キラキラとした毎日がちゃんと刻まれていました。

体調が悪いことも、辛いこともあったでしょうし、体験しなかったこともたくさんあったかもしれない。でも、たくさんのがん仲間やお友達と支え合いながら、日々のありふれた、でもキラキラした奇跡の毎日を過ごしていました。


彼が、彼の人生で体験しなかったことは全然重要ではなくて、体験したことが重要だったのです。

彼が体験できなかったであろうことに焦点を当てて、彼を哀れみ、同情するなんて、ひどい思い上がり。

もし私だったら、そんな風に哀れんでもらっても嬉しくない。
なぜなら、私の人生は、私の大切な大切な宝物だから。

他の人からみて、これができなかったのね、可哀想に、って完全に上から目線ですよね。
反省しました。(この時期反省してばかりでしたね~)


プロジェリアという難病のアシュリーちゃんの、大切なボーイフレンドも言っていました。
「僕は、どれだけ生きられたかではなく、どう生きたか、だと思うのです」と。

そのときには、本当にそうだよなあと思ったものでしたが、いつの間にか忘れていました。


それぞれの人の人生に、過不足はない。
完璧なのだと思いました。
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テーマ:スピリチュアル - ジャンル:心と身体
    posted at 15:47 | 体験記 | TB(0) | CM(2)

この記事に対するコメント


まゆりんさん、こんにちは。

まゆりんさんのブログを読ませてもらうとき、いつも思うのはこの人は一生懸命に生きているなということでした。色んなヒーラーさんのところに行ったりしているのを見ると本当に大丈夫かな・・、振り回されてないのかなと心配にもなりましたが、でもこの人は一生懸命に生きている・・。自分はこんなに一生懸命に生きているんだろうかと、はずかしくなることもありました。

普段、私たちは命を意識して生きることは、ほとんどないです。
でも、病気と闘っている人も、今は健康な人も命に限りがあるのは、この世界に生まれたときから決まっていることなんですよね。
そういう意味では、がんの仲間だけでなく、私たちはみんな仲間です(^^)

彼は一生懸命に生きた。本当にそれが大切なこと。
私たちも見習わないとですね・・。

彼がアマチに会えたことは良かったと思います。アマチをヒーラーのように言う人もいるけれど、本当の聖者は、その人のすべてを知っていて病気を治すために存在しているわけではないと思います。聖者の恩寵は彼に十分伝わっていると思います。
【2009/03/13 09:34】 URL | karuna #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし
karunaさん、こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

確かに、病気になってからの最初の数年間は、ヒーリングに限らず、サプリやら、あらゆることに振り回されっぱなしでした。
振り回されて振り回されて、多分少しづつ振り回されないことを学んだと思います。
そのための学びだったのかな。

一生懸命生きていると言っていただいて、なんか感動しました(涙)
そうなんだなあ、私は一生懸命生きているんだなあって認識できた感じです。

本当の聖者は、その人のすべてを知っていて、病気を治すために存在するのではないと思う、とのご意見、私もそう思います。

そして、命に限りがあるという意味において、私たちはみんな仲間。
本当にそう思います。
ありがとう。

【2009/03/13 16:57】 URL | まゆりん #- [ 編集 ]


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まゆりん

Author:まゆりん
乳がんになり、代替療法を選択したことからさまざまなヒーリングを体験。その結果、人生が癒され幸せになりました。その体験を通して、いただいた気づきや叡智を分かち合い、幸せへの道を分かち合います。

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