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ゾメタというお薬を知っていますか?
このお薬は多分新しいお薬だと思いますが、2年くらい前から担当医に勧められて一ヶ月に一度点滴しています。
これは、どういうお薬かというと、骨に転移したがん細胞の増殖を抑える薬です。
病院にかかり始めた最初の頃は、アレディアという薬を使っていましたが、点滴時間が3時間くらいかかりました。
それに対して、ゾメタは点滴時間15分で、値段もアレディアより安いし、効き目もあって副作用はアレディアと変わらない(ほぼない)ということで、ゾメタが出てから即切り替えました。
本当に副作用がほとんどないし、日常的に元気元気の毎日だったので、特に気にすることもなく使っていました。
で。
最近、奥歯がしみるので歯医者さんに行ったのです。
親知らずが陥没していて虫歯にもなりやすいし、そのせいでその前の歯の神経が露出していて知覚過敏になっていると。
なので、親知らずを抜きましょうということになりました。
行ったのは小さな診療所で、私の歯は根がしっかりしているから抜くのに時間がかかる場合があるということで、大学病院を紹介していただきました。
そこではまず、使用している薬についての話になり、ゾメタの話になると
「ゾメタをやっている?じゃあ抜くのは危険だね」
という話しになりました。
先生いわく、ゾメタを使っている人は歯を抜いた場合に、その部分の歯が再生されずに腐ってしまう、顎骨壊死という状態になる可能性が50%という高い確率であるというのです。
そして、その箇所は激痛が伴い処置のしようがないとか。
しかももっと詳しく聞くと、2年ゾメタをやっていた人は、薬が抜けるのに10年はかかると言われているというのです。
これはショックでした。
そんな話今まで聞いたこともなかったので。
では、骨折したらどうなるのか?
考えてもみなかった、恐ろしい話です。
おそらくそうした副作用は、最近になってわかってきたことなのではないでしょうか?
これはもう、これ以上使いたくない。
4月3日にとったCTの検査結果が良かったら、先生に相談してみよう。
そう思いました。
この件について、ヒーラーの和典に話してみると、
今は身体がこの薬をポジティブなものと受け入れている。(といって、今後も続けた方がいいわけではなく、結果がよければ止めたほうが良いとのことですが)
これから先に、もしネガティブなものと感じはじめたら、身体が外に出そうとするので、もっと早く薬も抜けるかもしれない。
でも、こればかりは現段階でなんともいえない、とのこと。
(ヒーリングが終わって帰るときには、和典のインスピレーションは「多分からだが薬をネガティブなものと捉えて、出そうとする展開になるのではないかと思う」ということでしたが)
そして、薬が身体に残った状態ではリスクが高いので、がんが完治しても妊娠はしないほうがいいとのことでした。
がんが完治したら、妊娠も夢ではないといってくれていたので、これもちょっぴりショック。
でもまあ、子供については本当に授かり物だから、執着はしていません。
二人にとって必要なら授かるし、二人で生きていくことが必要なら授からないだろうし。
でも、できることなら薬を身体から出して、薬をすべて止めて完全に健康な状態になりたいものです。
そんな状態で、5月8日担当医の診察を受けてきました。
CTの結果は、著しく良くなっているとのこと。腫瘍マーカーの数値も今までで一番いい。
でも、肝臓にちょっぴりだけ小さなものが写っていました。
先生には、できれば結果がよければ薬を止めていく方向でいきたいと相談。
すると、抜けるのに10年かかると聞いたからなのかもしれませんが、
「じゃあ、ゾメタは中止しようか」と言ってくださいました。
やった~・・・!
そして、今後は2ヶ月に一度採血しつつ診察を受けて、4ヶ月に一度CTを撮る。
それで、何も写らない状態になったらお薬をやめてもいい、と許可をいただきました。
(というか、正確には「今はまだ写っているから止めたらだめだよ~」といわれたのですが)
また、階段を1歩あがったような、そんな気がしています。
和典には、3月以来ずっと「がんの反応はない感じがする」といわれています。
あと少し。^^
次のCTは9月の予定。
楽しみです。
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